しっかし不景気だよなあ~。仕事をしていて痛感します。
今転職活動している人は半端じゃない位 大変です。
アルバイトでも仕事を確保するのが大変な時代なんだから。
流通システム/物流システム徒然記
バーコードを調べるため、デジカメ持って売り場をうろつくと、怪しい者 or 敵情視察と思われたりと、かなりやりづらいです。
こんな場合は、女性同伴か子供を連れてくるに限ります。お店の人も急に態度が変わります。
さて、前回に話題にあげた3段方式のバーコードですが、1段目はご存知 典型的なJANコード。問題は2段目のバーコード。
上の例なら 511-19111 は何らかの商品識別番号、 02 はサイズ、 002 は色を表しているようです。要は会社独自コードです。
確かにハイフンを除くと13桁ですが、これをJANコードにするとチェックデジットは 6 となり、JANコードとして成立しません。
であれば、流通業界標準と言われる EAN128 と思い実際にバーコードを作成してみると、現物と似ていません。 NW-7 で作成すると似たバーコードになります。う~ん NW-7、まさかなあ。
実際に現場でバーコードをスキャン出来れば、簡単に分かるのですが…。
AとBの2段目は、先頭が20から始まるので典型的なJANコード。
AとBの1段目は、商品識別番号と値段が含まれているのが分かります。
Cは着物のやまとさんのバーコードです。これも企業独自にしていますね。
同じ2段でもこちらは明らかにJANコードです。見分けのポイントは、先頭が20番代で始まり、最後の数字がチェックデジットであること。最後に意味のない数字が付加されていることです。
価格が設定されていても、最後の桁は意味不明の 9 があります。これこそチェックデジットですね。
しっかり商品識別番号が加わっている企業独自体系のようですが、2段~3段方式に比べると、中途半端に感じます。
また、小さな店舗になると、バーコードのないタグ(値札)も見かけられます。
上の例と同じように、バーコードの半分で切り目の入ったタグも、結構見かけます。この切り目の入ったタグにも理由があります。
しかし、この方式は今となってはクラシックな販売方式です。
高級店では、明らかにJANコードと違う CODE128(EAN128)と思うような細かな線で横に長いタイプのタグがありました。これについては、別に触れます。
バーコードが普及する以前は、文字を直接読み取る方式(OCR方式)もあったのですが、バーコードの普及に伴い独自体系のJANコード方式が一般的になりました。
勿論、このコード体系は会社が変われば互換性は全くありません。