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120 在庫管理の基礎の基礎

流通システム/物流システム徒然記

いきなりですが、オンラインショッピングで 前から欲しかった電子端末 を注文するとします。

お店が仕入れた電子端末は300個限定でした。
販売する前なので、まだ一度も注文を受けていません。

本日、オンライン出店すると低価格宣伝が功を奏し、注文が殺到して予約がどんどん入り、注文数235個、今現在のお店の在庫は65個になりました。(めでたい!)

これをシステム的に見ると・・・
現在の総在庫数量300個、実在庫数量65個になります。

在庫管理の基礎の基礎

掲載したイラストだと規模が大きく感じるかもしれませんが、個人で商品を取り扱う場合でも基本は同じです。

同じく例で話します。

商品が400個ありました。
125個の注文が入り、商品引当てを行いました。
この時点で在庫は、400-125=275個ですね。

即ち 在庫全体(On Hand)が 400個
引当て済み(Allocated)が 125個
引当て可能(Available)が 275個
となります。

とても簡単です。

この125個の注文が宅配便で配送すると手元の在庫が減って、
在庫全体(On Hand)が 275個
引当て済み(Allocated)が 0個
引当て可能(Available)が 275個
となります。

実際に引当て可能がAvailable(アベイラブル)、引当て済みはAllocated(アロケーテッド)、在庫全体がOn Hand(オンハンド)なんて呼ばれます。

「 何でわざわざ英語を使うの?」

深い理由はありませんが、大手などは海外のパッケージソフトを使ったなごりかもしれません。
日本で作ったシステムでも英語が使われることも少なくないようです。

製品が1種類だけなら話は簡単です。
しかし、大抵の場合は1種類の製品だけ取り扱うことはありません。
たとえ同じ種類だけであっても色やサイズや大きさや組み合わせがあったりします。

それが日々の入荷と出荷が同時発生します。
もし何十、数百の取扱い製品があったら間違いなく収拾がつかなくなります。
電卓と帳簿だけで在庫調整していたら絶対数量は合わなくなるでしょう。

「 在庫は合わないもの 」と考えられていたのは、システム導入が無かったひと昔前の話です。
今は企業どうしが電子データをやり取りしてモノが流れます。

このデータがEDIって言います。
まさにジャストインタイムでモノは流れます。
その流れを制御する物流部門がロジスティックスです。

これをシステムで制御しているだけです。
昨今はWEBを利用したXMLフォーマットによるデータ送受信が登場しています。

「 はあ、さようですか・・・ 」(こんな声が聞こえてきそうです)
一気に流しましたが、ゆっくり進めます。

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