流通システム/物流システム徒然記
倉庫業務に於いて多くの時間を費やされる工程にピッキング作業があることは触れましたが、ここで保管棚とピック作業について検討してみます。
・ピッキングするためローケーション(保管棚)間の移動
・該当アイテムを探し、必要数量分ピックする時間
・ピック後の出荷作業場までの移動時間
物流センターに沢山の商品が保管されているとします。頻度の高い商品をロケーションに合わせて商品を配置します。
図に描いて示せば黄色の部分になります。
同じように、多頻度アイテムを保管棚に横並びにしてみました。
これも極めて当たり前です。
それでは、ちょっと応用です。
ピック指示書が届きました。赤い丸の部分がピックしたい製品です。
何だかクイズのような感じですが、さてどう進めば良いでしょう?
「 えっ 簡単じゃん!」
いえいえ、甘く考えてはいけません。最初は簡単ですが、規模が大きくなれば頭を抱え込んでしまうことになります。
ラックの大きさは、みやびさんのサイトとしましょう。
ひとまずこんなラックが並んでいると考えて下さい。
もしくは、フォークリフトが必要な非常に大きなラックを想像しても構いません。