g_物流システム徒然記

107 すぐれた物流は、荷姿も美しいのだ

流通システム/物流システム徒然記

前回の通い箱の続きとして、モノが入荷される場合の荷姿に触れてみましょう。
荷姿とはモノを運ぶ際の梱包された姿のことです。(そのままじゃん!)

国内輸送の場合の多くはカートン(ダンボール)ですが、大きいものは木箱だったりします。

ついでに記載しますが、輸出入に於ける荷姿は国内配送で考え以上に非常に重要な項目として取り扱われます。
カートンを筆頭にケース、クレート、スキッドなどがあります。

梱包仕様

例えば、木材を利用する場合、有毒ガスを利用して寄生虫を駆除する木材消毒証明書が必要だったりもします。これを薫蒸(くんじょう)と言って、国によって義務化されているのです。

国内配送の場合は 大雑把でもそこそこ通用するしたりしますが、輸出入になると総重量/立方体サイズ等を細かく記載しなければいけません。
まあ、大きさや重量で輸送費が変わるので当然と言えば当然かもしれません。

梱包姿画像:トランスバック株式会社さんのサイトより

新開株式会社さんのサイトでも理解が深められます。

倉庫内に話は戻ります。
国内輸送に関しては圧倒的にダンボールが主流ですが、前回の通い箱も結構見かけます。

この入出荷は整数箱になるとは限りません、端数が発生することも当然あります。
箱の中に箱がある(インナーカートン)の場合もあるし、ピース単位もあります。
中には1回2回に分かれるような分割入出荷もあります。

構成品の製品の入出荷だって考えられます。
構成品とはパソコンをイメージすれば簡単です。

パソコンは、本体だけでなくモニター、キーボード、マウス、各種付属品、取扱いマニュアル等が組み合わさって1つの商品となり、出荷の際はこれらが組み合わされます。
出荷までの在庫管理は、当然一つ一つ別扱いです。(これが結構面倒なんだな)

今や多品種少量入出荷の時代です。
迅速な出荷を行うには、最適な在庫管理を行わなければいけません。
いかに入荷工程で迅速に棚上げ計上させることが重要かが簡単に分かりますね。

システムで自動化されていなかった時代は、いちいち入荷案内書(納品書)と実数を人間が数えたはずです。
100箱や200箱がきちんと入荷されてくれば作業は楽です。
しかし、前述したように単純にいかないのが世の中です。

更に入出荷は、入荷工程~在庫管理~出荷工程が入り混じって同時進行するので、ITを利用しないと訳が分からなくなってきます。

そこで、有効に活用されているのがバーコードとなります。最近はRFIDも登場しています。
在庫管理をいかにシステム化するか・・・今後の物流戦略の重要なキーワードです。

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