本日訪問したエンドユーザーさんは、不況のど真ん中にも関わらず、絶好調の企業でした。
どうもキーワードは隙間を補う製品のようです。
例えば、今あなたの手元にある日常何気なく目にする製品を手にとって暫く眺めてみて下さい。
この生産と供給の裏側を考える訳です。
話を伺って感じたことは、何気ない製品に幾らでもチャンスは潜んでいるってことです。
但し、携帯電話などハイテク機器を思い浮かんでも、我々に勝ち目はないです。
やはり先を読んでいる賢い人は存在するんですね。
流通システム/物流システム徒然記
前回、入荷時のスキャナーの活用方法に触れました。このスキャナーそのものを更に詳細に見てみます。
言葉で記載するよりイラストにします。
図解で示した方が遥かに分かり易いですからね。(図式する私は大変です)
ざっと見ての通りです。
分かり易さを優先するため、かなりオーソドックスな方式だとお考え下さい。
更に手順をシンプルにして効率化を図る企業も少なくありません。
(a) 入荷前に事前に入荷予定情報(電子データ)を入手して、あらかじめ印刷しておきます。
(b) 貨物が搬入されたら、そこで前回の記載の(1)から(6)工程を行います。
伝票との照合チェックはイラストの通りです。
無線ハンディターミナルはスキャンすると自動的に電波が飛び、倉庫内に設置したアンテナが電波をキャッチしてコンピュータにデータが格納されます。
早い話、入荷予定情報と実際のカートンスキャンしたデータを、オーダー番号単位等で照合チェックするだけです。
チェックOKか否かはコンピュータが自動判断してくれます。
イラストは箱単位で管理している図ですが、仕組みを変えれば製品1個1個も可能です。
企業によっては、必要に応じて新たにラベルを貼付したりします。
ラベル出力は携帯プリンターが効果を発揮します。
やり方は企業によって様々です
昨今のハンディスキャナーは進化していて、スキャナーだかパソコンだか分からない製品が多数登場しています。
中にはデジカメ搭載、VoIP機能がついて音声通信も可能だったりします。スキャナーに表計算エクセルが入っていたりもします(ライト版ですが)。
ちょっと、そんな製品もあれこれ紹介します。