昨今、景気低迷でIT業界も人材余剰気味です。
プロジェクト凍結や撤退があったり、聞きたくない話ばかり・・・。
流通システム/物流システム徒然記
1次元バーコードと2次元(QR)バーコード、この存在は誰しも知っています。
流通システムや物流システムを構築する場合、今やバーコードの存在なしでシステムは成立しません。
その位バーコードは重要なものになっています。
「 今さらバーコードの話をしなくても知ってるよ 」
そうですよね。
今やどんな商品を買う場合でも、大抵バーコードが付いていますから。
しかし、身近な存在なだけに仕組みを正しく知っていると、面白い発見が沢山あります。
例によってこのテーマは、今まで以上に流通と物流がリンクします。
バーコードは、従来の1次元バーコードと2次元バーコードに分けられます。
1次元バーコードは横に情報を持ちますが、縦に情報を持ちません。
情報は横に伸びていきます。
但し、やみくもに情報を横に伸ばすことは出来ません。しっかり取り決めがあります。
ちなみに、バーコード画像を縦横比率を同じにして引き伸ばしても、そこそこ正しく読み取れます。
反面、2次元バーコードの場合は縦と横に情報を持ちます。(2次元って言う言葉のままですけど…)
携帯電話が普及した昨今、2次元バーコードも良く見かけるようになりました。
サイトで調べる限りでは数字だけなら7千文字、英数字で4千文字、漢字なら千8百文字超の情報が入るようです。
「 1次元バーコードと2次元バーコードって業務にどう違いが出るの?」
「 どのくらい2次元バーコードは業務に普及しているの?」
現場の経験だけに限って言えば、圧倒的に1次元バーコードの方が普及しています。
従来のバーコードでも十分以上に実用に耐えるからです。
但し、自動車関係だとQRコードも良く見かけます。これは業界的な理由があります。
コンビニやスーパーで買い物をする場合、1次元バーコードばかりですね。
やはり流通でもまだまだ圧倒的に1次元バーコードの方が多いのが事実です。
「 いづれ1次元バーコードは2次元バーコードにとって代わるの?」
「 このバーコードって、どこでも通用するの?」
「 海外に貨物を運ぶ場合のバーコードって共通なの?」
そこそこ素朴な疑問が出てきます。
これらを含めて あれこれ考察します。