何と、今度の倉庫システムは昨今では御馴染みのショッピングシステム方式を採用します。
web経由で在庫データを照会させ、製品を選択しながら お買い物かごへ移動させる感じの出荷指示データを作成します。
我々がネットショッピングする画面に商品在庫を一覧表示させ、その出荷数量を200個、300個と選択出荷するようなものです。(ショッピングサイトのビッグ版かな)
勿論、お買い物サイトの仕組みよりビジネス色を強くしています。
システムは、企業対企業(BtoB)なので、倉庫システムのエンドユーザーはメーカーの商品受発注担当者ですが、今やこんなところまでインターネットが使われ出しました。
面白い話なので楽しいのですが、実務となるとかなり大変です。
流通システム/物流システム徒然記
前回のJANコードの続きです。
JANコードは世界標準コードとして、生活の隅々に広く浸透していることが分かりました。
国コード49と45が日本を表すと記載しましたが、少し補足します。
前々回のイラストと同じような説明になりますが、繰り返します。
先頭が49の場合は、5桁が会社(メーカーコード)、5桁が製品番号となっています。最後がチェックデジットです。(チェックデジットは後で触れます)
先頭が45の場合は、会社コードの1桁目が0から5の場合、国コード49のパターンと同じです。しかし、会社コードの1桁目が6から9の場合、会社コードが7桁となり、会社コードが2桁増えた分、製品番号が3桁と短くなります。
何でこうなったの?と言われると、JANコードの利用が激増したための苦肉の措置です。
ちなみにメーカーコードは商工会議所か商工会に申請して取得します。
製品番号は、取得したメーカーが自由に採番可能です。でも5桁も要るのかな?
中堅どころのメーカーであれば、3桁もあれば十分かもしれません。
そう言う意味では、国コード45番の7桁のメーカーコードの方が納得がいく構成かもしれません。
8桁タイプは国内でしか利用できません。
何と製品コードが1桁しかありません。とても1桁では足りない気がしませんか?
製品が10種類以上を超える場合、どうやら会社(メーカーコード)を複数登録することで対応しているようです。
8桁は印刷領域が小さい場合のみと考えて下さい。あくまでも13桁が標準です。