週末金曜日は一日中雨でした。靴と服が濡れてしまって大変でした。
流通システム/物流システム徒然記
前回は我が家の冷蔵庫から取り出した食品に付いているバーコードを例にしました。
今回は我が家の冷蔵庫にある スーパーで購入した “国内産豚ばら肉” や “人参” や “じゃがいも” に触れます。
我が家の冷蔵庫には、スーパーで購入した食材しか見当たりません。我が家の質素な食生活が分かります。
上下のバーコードはスーパーで購入したものですが、前回のバーコードのルールと少し違います。
スーパーで購入した”国内産豚ばら肉”や”人参”は 先頭2桁が02から始まっています。国内産にも関わらず 49や45 じゃありません。
「 何で02なの? あれあれこの北海道産人参は04だよ、あらら20なんてのも出てきたよ 」
「 02とか20って一体どういうことなの?」
実は、これらはインストアマーキングと言って、スーパーなどが店内加工調理した商品や野菜等に使用されているものです。
店内だけで通用する独自ルールのバーコードです。店内だからインストアマーキングと呼ばれる訳です。
店内の他の製品のJANコード体系と混同しないよう、先頭の2桁が 02 もしくは 20~29 にしています。
スーパーで同じ豚肉を販売する場合、グラム数によって値段が変わるように、1個1個の値段までバーコードで設定出来る訳です。
よって、先頭02は、豚肉100グラム幾ら等の生鮮食品に見かけます。
“国内産豚ばら肉” と “ひとくちじゃがいも” のバーコード を見て下さい。
バーコードの一番最後はチェックディジットなので、最後の1桁を除いた数字が金額になっています。(チェックディジットの意味は改めて記載します)
04も同じインストアマーキングですが、大量商品を扱う大型店舗で見かけます。これは10桁フル製品コードとなります。
ちょっと皆さんも冷蔵庫の野菜室から取り出して確認してみて下さい。
分かってくると、バーコードが身近になります。
ちなみに メーカーが直接印刷した45か49で始まるバーコードのことを、ソースマーキングと言います。