あけましておめでとうございます。
昨年は格別の御厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
と、形式的なご挨拶は前行まで、ここから通常形式でのはなし。
2022年の12月頃にいきなりChatGPTが登場した。AI技術は加速し、市場はChatGPT以外にも色々なAIツールが出回った。
これ、いきなり登場した訳じゃないんだ。
35年ちょっと前にもAIブームはあった。当時、所属していた会社の隣の部署がAIチームを名乗っていたから良く知っている。その頃が第2次AIブームだったんだ。
大型コンピュータからPCへ移行する時代、ビル・ゲイツをはじめとする時代の賢人たちは、既にAIの到来を描いていた。
しかし、このときのAIブームは間もなく下火になった。当時はインターネットなんか存在せず、扱える情報量が全然足りなかった。コンピュータの処理能力もなかった。だから どう頑張っても実現は無理だったんだ。
そんな夢物語で終わった第2次AIブームだったけど、インターネットの登場、コンピュータの処理能力の向上、スマートフォンの登場で情報が世界中に溢れだし、現実化していく。
いづれ人間の労働を奪うロボットが登場してくることを察知したビル・ゲイツは、「人の仕事を奪うロボットに税金を払うべき」と、2017年に唱えているんだ。ChatGPTが話題になる数年も前にだ。ビル・ゲイツくらいになると、先端情報が世界中から集まるから数年前に予想出来ていたんだろうね。
2017年の頃には、それでもゲイツの内容は飛躍しすぎと言われたが、現在のAI進化を見ていると、数年後には再議論されるかもしれない。
[ロボット税 ビル・ゲイツ] で検索すれば、関連記事が沢山出てくるよ。
例えばこんな記事が複数検索される…
「ロボットが人の仕事を奪うなら、ロボットに課税するべきだ」
「人の仕事を奪うロボットに課税しよう」の課題
既に物流倉庫はその予感を感じるし、ビル清掃業や運転サービス業にも遠くない将来に影響するだろうね。完全な夢物語と思っていたことが、現実味を帯びていることは確かだね。
事実、生成AIの登場で、写真や画像・イラスト等の業務に既に影響していることは認識している。但し、仕事が奪われる意識は殆どなく、今のところ生産性の向上に大きく活用できるツールとしての認識だ。
技術の進歩は速く ついて行くのは大変だけど、業界に在籍していることに深く感謝。周回遅れの最後尾でも先端スキルを活用しています。こんなエキサイティングな業界はない。
今年も頑張ります。
宜しくお願い致します。