2026年、あけましておめでとうございます。
つきなみの挨拶は面白くないので、今年は 年明け早々PC雑学でも!
直販モデルと知られるデル・コンピューターの創業者はマイケル・デル、現在も会長兼CEOだ。
1993年1月 デルの日本法人を設立。95年がWindows95の発売だったから、93年はWindows3.1の時代ってことかな。この頃のマイクロソフトはWindows3.1が破竹の勢いで勢力拡大している頃でもあったんだ。
で、マイケル・デルが仕事で日本滞在した時にソニーの人物と会う機会があった。
「デルさん、私は会社のエネルギー・パワー・システムのグループの者なんですが、少しお話させていただけますか?」

ソニーはノートPC用のバッテリーとしてリチウムイオン・バッテリーを売り込んできた。当時のニッケル水素バッテリーでは2時間くらいしか持たなかった。その2倍の寿命をもつバッテリーだ。
確かに魅力的だがデル氏は迷った。2種類のバッテリーを同時にサポートすることは難しく、どちらかを選択しなければならなかったからだ。

実は1989年、大量のメモリー在庫を抱える失敗があった。メモリーの過剰在庫だ。このときの256KBメモリーがいきなり1MBに主流が入れ替わった。古いメモリーは誰も欲しがらなくなるから価格は一気に下落する。高額で大量に仕入れたメモリーの行き場がなくなった。

Latitude XP(1994/8)引用画像
デル氏は悩んだ末にリチウムイオン・バッテリーを選び、1994年8月に i486プロセッサ搭載のノートPC「ラティチュードXP (Latitude XP)」を発売する。
公開にあたって、関係者50人を呼んで、アメリカ横断5時間半、機上で「ラティチュードXP」にワープロソフトを操作して貰ったんだ。アメリカ横断の長旅に結果は成功に終わった。

このLatitudeブランドは2025年に新ブランドに移行するまで続いたんだ。
成功すれば企業は成長する。読みを間違えると大きな負債を抱える。読みを大きく間違えると企業は倒産する。
経営が難しいってのはこれなんだな。



















































