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デルコンピューターとソニーのバッテリー(その2)(#100)

デルとソニーのバッテリーに関係する話だけでも書きたいことは滅茶沢山ある。今回は前回のデルとソニーのバッテリーの続き!

1980年代後半~90年前半の日本経済は絶好調だった。ニッカド電池から主流はニッケル水素電池に変わる。これを大量に量産し、世界に供給したのは日本の三洋(SANYO)や松下(Panasonic)、ソニー、三菱、日立などだった。日本のオンパレードだ。

この頃 秋葉原に出かけると「日本 凄い!」と肌で感じられた。ちょっと極端な言い方だけど、現在の秋葉原のヨドバシカメラが秋葉原全体が広がっている印象かな。表通りは勿論、裏通りも電気パーツが売られていたんだ。食事できる店なんか皆無だったから食事をして秋葉原に出掛けたもんだ。


ちょっと大げさだけど往年の電気街・・・ 😄

ニッカド電池は重くて持続時間が短かったためポータブル製品は乾電池が一般的だった。若者に大人気だったCDラジカセも単一電池4本を直列でつないで、アウトドアに持参することが多かったんだよ。世界を席巻した初代Walkmanも単三電池2本だったんだ。

1990年代に入るとニッケル水素が普及し、90年代後半からリチウムイオンへ世代交代する。
初代東芝(Dynabook 1989年)、初代IBM(ThinkPad 1992年)などのPCはニッカド電池だった。ニッカド電池は重くて持続時間が短いため、徐々にニッケル水素電池に主流は入れ替わった。


DynaBook J-3100SS (1989) / ThinkPad 700C (1992)

DELLもノートPC参入時はニッケル水素電池からリチウムイオン電池へと移行する。ソニーが世界初の商用化で、日本メーカーが2000年代前半までダントツで世界を先導した。DELLの採用したLatitudeシリーズのバッテリーはそのひとつなんだ。

しかし、いづれ韓国・中国にシェアを奪われることになるんだけどね…。


セルとパックの関係 / 出典画像:Energy Loop

自著「デルの革命」P97とP271に リチウムイオンの投入はノートPC参入において、リチウムイオン電池は戦略的成功だったとデル氏自身が書いている。

リチウムイオン電池は複数のセルで構成されていて、ソニーもセルを10個とかパッケージするPCノウハウが最初からあった訳じゃない。ソニーはDELLとの協業のもと、ノートPCに必要なノウハウを得て市場提供が出来たとデル氏は語っている。


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