年明け早々、都内にある某ビジネスビルに向かった。見上げる最新インテリジェントビルだった。
少し早めについたので、弊社スタッフ(25歳)とコーヒーでも飲んで待機することにした。コンビニ風の店内であり、毎日通うコンビニのキャッシュレス清算機にも違和感はなかったので、躊躇なく清算機に向かった。
店員のいない精算機の前で手が止まった。
初めて見る最新機だ・・・現金は使えない(一番右端だけ現金可能)。固まった私は、少し機械を眺めながら「これどう使用するの?」若手スタッフに聞いてみた。
彼も一緒に眺めながら「ちょっと僕もついていけません・・・」。後から来た客は、難なく商品を買って出ていくが2人は完全に取り残されていた。奥にいた店員(おじさん)が出て来て、難なくコーヒーは買えた。
その翌日、1週間くらい喉に痛みを感じていたので耳鼻咽喉科に行った。「お年寄り」と思われる諸先輩が沢山待機していた。若い人は僅かだけ。
診療が済んで会計となったが、会計は「現金のみ」、そこは現金以外の支払い方法を認めていなかった。それも受付の人が「〇〇さーん」と呼び出し「〇〇円です」なる昔ながらの対面精算システムだった。今も診療所やクリニックはこの方式は少なくない。そこにいるお年寄りは全く問題なく清算を済ませていた。私もね(笑)。
ここではスマホ決済に慣れている人が難民になる可能性がある。
この温度差は一体なんなんだ。