2月8日に投開票された衆院総選挙、高市政権圧勝「強い日本を取り戻す」Japan is Back !
「強い日本を取り戻す」にエールを送る意味で日本の半導体に触れてみるね。みんな目標に向かって頑張れば、再び日本はトップに返り咲く願いを込めて。
クリス・ミラー著書「半導体戦争」に日本企業のことがまざまざと描かれている。世界の半導体産業を語る500頁に及ぶ大作本だ。くそ難しいタイトルだけど、「半導体とは何か?」の難しい技術を語っているんじゃなく、半導体を中心とした企業と国との技術攻防を描いたとても面白い本なんだ。何よりもアメリカ人による日本企業を語る箇所は敬意さえ感じられる。
20代、30代の人はピンとこないかもしれないけど、1980年代の半導体産業は日本がぶっちぎりだったんだ。半導体産業ってことはイコール、ハイテク産業のことを意味する。世界のテクノロジーの源、米国シリコンバレーは成長が止まり、すっかり影が薄くなっていく姿も描かれている。

DRAM 国別シェア
当時、米国企業のインテル、テキサス・インスツメントの他に東芝やNECらの日本企業がDRAMビジネスに参入していた。彼らは最初、日本企業の半導体なんか気にもしていなかった。
しかし、ヒューレットパッカードの経営幹部のリチャード・アンダーソンは、自社に導入する製品に使用するDRAMチップの品質チェックを行う。そして、その結果に目を疑った。
1,000時間の使用での故障率が、アメリカ企業の製品は最低でも0.09%だった。かたや日本は一番高い故障率でも0.02%を上回る企業はひとつもなかった。つまり米国企業のほうが、4.5倍も故障が多いってことになる。アメリカ企業の最下位は0.26%であり、これは日本企業平均の10倍以上の故障率となる。

同じ性能で同じ価格、これこそが日本の技術力だった訳だ。しかも。この半導体は一部でしかなかった、クルマや家電をはじめ日本企業がトップを独占する。アメリカの若者をわし掴みにしたソニーのウォークマンやスーパーマリオなんかもそうだね。今もクルマは勿論、カメラの精密機器は世界トップクラスだ。もはやアメリカは日本を畏怖の念として見るようになる。
映画バック・トゥ・ザ・フューチャーのマーティーが「日本製が最高なんだぜ!」のセリフが当たり前の感覚だったんだ。
【関連】042 何言ってんだ、日本製が最高なんだぜ!
ナショナルセミコンダクターを率いるチャールズ・スポークは、何故こんなに日本製品は故障率が低いのか?と、工場の現場監督や組み立てライン労働者を日本に数か月派遣し、半導体工場を回らせた。

後に彼の報告は、日本の労働者は「驚くほど会社思い」、「工場の現場監督は家族よりも会社を優先する」と。
時代が違うと言えばそれまでだけど、強かった日本は確かにそんな時代だった。アメリカは日本をお手本に考えた時代は確かにあったんだ。
高市政権の「強い日本を取り戻す」、そんな言葉に希望を感じられるのは自分だけじゃないよね。浮かれ過ぎた結果のバブルを教訓にすれば、もはや同じ過ちはしないはずだ。
当時の若者は夢があった。私もそんな時代を経験したし、沢山の希望や夢を持てた。結果がついて来たから一生懸命働いた。
これからの人にも夢を持てるようにすべきだよね。
頑張る人には間違いなく幸運が回ってくる。だからこそ頑張ろう!

クリス・ミラー著/2023年2月 初版
















































