日本であまり馴染みがないけど、Snapchat(スナップチャット)がアメリカで受けている。特に10代から20代前半が多いとか。
これ、投稿した写真や動画が数秒後に消えるアプリだとか。投稿時に時間を指定出来て、例えば10秒に指定すると、友人がそれを見たら10秒後に消えるって仕組み。保存やスクショが一切出来ない。

Snapchat
若い頃って、若気の至りや悪ふざけの経験が誰しもあるもんだ。親しい友人とのパーティ動画やちょっとした写真を気取らずに送りあうって訳だ。一見、どうでもいいようなアプリだよね。
写真の出来栄えを意識するInsatagramの真逆アプリだ。スタンフォード大学のエバン・シュピーゲルが大学内で遊び心で作ったアプリなんだ。

Insatagramは写真の見栄えを重視する
私こと おじさん感覚は「すぐ消えるアプリ?そんなの人気が出るはずない」と思うけど、これが若い世代にうけたんだ。やっぱり価値観が違うんだね。すぐ消える写真となるとエッチな写真を連想してしまうけど、若い世代は全然違う使い方をしたんだ。

気軽に投稿可能なSnapchat
Insatagramはフィルター加工で磨き上げた写真を目指し、見て楽しむアプリと言える。それに反してSnapchatは、簡単なフィルター加工で、普段の日常生活をお馬鹿な投稿で気楽に楽しむ…って感じだね。
で、興味深い話はここから
facebookのマーク・ザッカバーグが、シュピーゲルに「あなたのアプリに興味があります。一度お会いしませんか?」と好意的なメールを送っている。
で、我々も似たようなアプリを投入するから、協力して欲しいって言うことなんだね。でもシュピーゲルはそれを断る。

facebook、Snapchatと同機能のPokeを投入
するとザッカバーグは、協力しないならシェアを奪い、叩き潰すと脅しにでる。
まあ、言葉尻はもっと柔らかく言ったと思うが。
2012年12月、Facebookはポーク(Poke)なるスナップチャットと全く同機能のアプリを投入する。Pokeはfacebookの知名度で一時的に話題になるが、ユーザー獲得に結び付かなかったんだ。ザッカバーグの負けだ。結局 ザッカバーグは30億ドルでSnapchatの買収打診をするが、シュピーゲルはこれを断る。
Instagramの買収が10億だったから30億ドルなんて超破格だ。その価値があるのかさえ疑問に思うけど。
テック企業の争いって凄いよね。














































