急に寒くなりました・・・しっかし景気は相変わらずお寒い状態。
流通システム/物流システム徒然記
これまで登場した 4つのバーコードを整理します。
ITF、JAN、CODE39、NW-7・・・順に簡単に触れます。
段ボールや配送梱包用に用いられ事実上、物流の標準バーコードであるITFコード。
16桁は日本独自ですが、世界標準は14桁です。当然ですが、輸出入が関係するなら14桁に統一しなければ駄目です。
そして、我々一般消費者に最も身近な存在で、あらゆる生活用品に利用されているJANコード。
西欧のEANコード、アメリカ・カナダのUPCコードと世界互換のあるバーコードです。
EANコード、UPCコードは詳しく触れていないので、別の機会に改めて触れます。
工業製品のバーコードとして広く利用されるCODE39。
日本電子機械工業会、国際郵便、米国の自動車業界や国電子部品部品など多方面で利用されています。
宅配便や図書館、レンタルビデオ屋さん(昨今はレンタルCD屋さんと呼ぶべきか)、クリーニング屋さん、郵便書留、デジカメの普及ですっかり影を潜めたDPE写真現像屋さんなど意外にNW-7は身近なところに利用されています。
そして、最後にCODE128の登場となります。
JAN、ITF、CODE39、NW-7、そして このCODE128を加えれば、もう殆ど我々に関係するバーコードは網羅されます。
この5つを総称して総合標準バーコードと呼ばれます。
CODE128は、今後注目すべきバーコードです。
物流でも各種ピッキングリスト、貨物ラベルやパレットコードなど色々な工程に利用されています。
別に深い意味はないのですが、私も開発において特に指定がなければ、個人的にCODE128を利用することが多いかも…。
とは言え、昨今はICタグが徐々に普及しつつあり、今以上に普及するかは微妙です。
それはさておき、最後の登場となるCODE128の考察を行いますね。