流通システム/物流システム徒然記
今回は、前回の話の延長で避けて通れないABC分析に触れます。
「 何か教科書みたいな話になりそうだな 」
いえいえ全然、理屈なんかより実践的な内容しか話しません。
ABC分析は、まさにIT利用がポイントになります。
これだけじゃ、何をどうすれば良いか分かりません。
まず売上げの上位何%までを それぞれランクA/ランクB/ランクCに分けます。
ランク分けしたアイテムを どうロケーション管理するかがポイントです。
細かな話は別のサイトに譲るにして、まずこのランクA、B、Cを把握します。
まずはコンビニ店員さん日記の分かり易い このABC分析で理解しましょう。理屈はいたって簡単です。
コンビニ店員右京さん感謝致します。
この分析を行うと何が分かってくるかって?
・出荷頻度が高い重要なランクAが倉庫の脇に置かれている
・そうでもないランクBが多頻度ロケーションに置かれている
・出荷されたのは数ヶ月前だったりするランクCのアイテムがロケーションランクBのままだったりする
そこで・・・こんな方向を検討します。
なるほど…堅い教科書的な話もこれなら理解できます。
実際ピッキング工程は このレベルじゃ話は終わりません。まだまだ続きます。
ちなみにピッキング工程の後は、次に手間隙の掛かる流通加工に話は続きます。