ゆく年くる年
恐らく大晦日も、正月三が日もPCとお付き合いです。
初詣くらいは出掛けますけどね。
流通システム/物流システム徒然記
さてこれで1次元バーコードの基礎事項は殆ど制覇したことになります。(乾杯)
まだまだ記載したいことは沢山ありますが、過去のブログを読んで貰えれば我々消費者としては十分な情報量のはずです。
技術的な話をすれば情報は全く足りませんが、流通や物流システムでバーコードと接する私もこれだけの知識があれば、システムを構築する際の前提知識として あまり困りません。
いかにこれをベースに実務に活用するかの方が重要です。
このバーコードそのものは、印字は(01)14912345678901(30)12(10)3939 のようになります。
しかし、実際はカッコを除いた 01149123456789013012<FNC1>103939 のような感じで情報を保持しています。
実際のバーコードと数字を一つ一つ対応させました。
スタートコードが最初につきますが、今回はCODE-Cとしています。数字2桁がそれぞれバーコード1つのシンボルになっているのがポイントです。
途中のFNC1が気になりますが、これは区切りコードを意味します。
例えば、(15)なら有効期限を表し6桁と決まっています。
桁が決まっている(固定長)ならデータのお尻が分かるので、次のデータの始まりも分かります。
しかし、上のイラストのように(30)数量であれば8桁以内の数字(可変長)と決まりがあります。8桁以内で良いならデータのお尻が分かりません。
FNC1は「 ここで終わりですよ 」の意味を表します。
可変長の後ろに FNC1 を加えますが、イラストのようにスタートコードの最初にも FNC1 を付加します。
固定長の場合と可変長の最後のデータの場合は不要・・・などなど、細い約束事があります。
しかし、その約束事を一般消費者が知る必要など全くありません。
そんな訳で、そのあたりの細かな約束事も省略することにして、イラストもしっかり手を抜かせて省略しました。
まあ、上のように規則性があると言うことだけ認識しておいて下さい。それで十分です。
【謝辞】当資料は、スキャナーのオピニオンリーダー キーエンスさんの各種資料を参考にさせて頂いています。
ここに厚くお礼申し上げます。有難う御座います。
但し、キーエンスさんに限らす各社スキャナー会社・ラベルプリンター会社等は、我々システム導入会社に対しても優良なお客様になっているはずです。