流通システム/物流システム徒然記
ちょっとここまでをイメージにしてみます。
まず、突き当りがあるロケーション配置をやめて、壁から離して一方通行のコースにします。
ピッキングする人は、ぼ~としていても大丈夫です。
棚の奥が突き当りになると どうしても同じ通路で往復が発生するので、単純明快に通路を設けます。
順番にピックする場合は、ピッキングリストも工夫が必要です。
単に棚番順に書いてあっても不便です。
これはコンピュータを利用して、最適な通路を考慮したリストとして出力すれば良いだけです。
「 えっ? ロケーション順に最適なリストを作成出来るの?」
プログラムでロジックを組めば当然可能です。
作業者は一方通行のロケーション配置のピック指示書に従って進みます。
製品の出荷頻度の傾向が掴めたら頻度の高い製品を通路側に配置します。
こんな感じかな。
勿論、ピックするロケーションは点在するのが世の常ですが、そこそこ改善につながります。
これら分析は全てITで行うのがポイントです。ITを活用してこその物流です。
どうやって傾向を分析するかは、別の機会に触れます。
まだまだ続きます。