物流システム徒然記
いきなりですが、パソコンを構成するものは何があるでしょう?
パソコン本体、キーボード、マウス、ディスプレイ、プリンター。
単にパソコン本体と言っても、CPU、メモリなどが載っているマザーボード、ハードディスクに代表される補助記憶装置、更にCD/DVDは必須だし、ネットワークボードやサウンドボード(注)も必要だし、昨今は複数のUSBポートも必要不可欠です。
これら様々なパーツが組み合わされてパソコンは出来ています。
それぞれの部品は一つ上流の部品となり、その部品を調達し組み合わせて製品となります。
部品から製品に至り店頭に並ぶまでには、幾つかの工程や労働力が必要です。
材料が部品に、その部品が更に次工程の部品に、最終部品から製品に、製品から店頭に・・・適材適所にモノを移動させなければいけません。
調達~生産~販売、ここには必ずモノの移動があります。
それが連鎖して最終的に消費者の手に届きます。それぞれの取引先は密接に連鎖します。
つまり、これら連鎖は部品や製品を取り扱う取引企業間が協力し合うことによって成り立ちます。
SCMとはこれを意味します。
最近は、国内だけでなく世界的にSCMの考え方は必要条件になっています。
ここ数年 SCMって言葉はビジネスマンの必須知識になりました。
これはITが普及したからこそ、SCMの考えが普及したと言っても過言ではありません。
このSCMを突き進めることが、在庫をなくす考えになります。
(注)最近のPCはサウンド機能を持つチップがマザーボードに初めから搭載されているので、サウンドボードは死語?になりつつある用語です。
Windows3.1が登場したばかりの頃は、CD/ROMが珍しい時代でした。
単品で2倍速のCD/ROMを購入して、サウンドボード(サウンドブラスター)を加えて、「 マルチメディア時代の到来だ 」と、一人悦に浸っていたものです。