物流システム徒然記
EDIの堅めな話が続きましたが、話を第1回目の続きに戻します。
流通システムと物流システムにとって、在庫管理は切っても切れない関係にあることは誰でも知っています。
まずは、第1回目に載せたイラストを眺めて下さい。
この倉庫のモノの流れ図を更にボックス図しています。
最初のイラストの番号と今回のボックスの番号は一致しています。
倉庫で発生する業務はこのボックスの流れに集約されています。
まずこの業務の流れをしっかり理解します。
でも、倉庫業務を知らない人でも何となく分かる流れです。
メーカー等から運ばれた部品や製品は、倉庫で一時保管されます。
保管された製品を1つ漏らさず管理することが、在庫管理です。
大切なのは、1つ残らず漏らさずです。
たった100個の製品の管理であろうと、1000社の得意先を抱える10万個の部品の管理であろうと基本は一緒です。
規模が大きければ、作業内容は比較にならないほど複雑になりますが、ひとまず基本は一緒です。
在庫を極限まで持たせない高度な管理手法もありますが、それは基本を理解してからです。
やはり、基本はここからスタートです。