やっと暑い日差しが復活してきたって感じです。
それはそうと、昨日の世界陸上の男子100M 決勝見ました?
ジャマイカのボルト、9秒58だって! 41歩で100Mを走り抜く・・・凄いもんです。
流通システム/物流システム徒然記
統一伝票に触れたあとは、とても身近な宅配便伝票の話をします。
元払い、着払い、クールなど会社によりさまざまな種類とデザインがありますが、どれも似たり寄ったりの内容です。
送付先住所と名前、依頼主の住所と名前、それぞれの電話番号、品名やワレモノとかの内容欄、配達指定日と時間などが主な記載項目です。
我々に関係が有るようで無いような仕分け番号とか着店コードなどと言われる番号があります。
この番号って赤マジックで伝票一杯に大きな数字で書かれたりするのを見たことがあります。
かなり目立つような大きな赤文字で16-11なんて書かれます。
嘘か本当か知りませんが、上記の例だと間違って10-11と読んだり、逆さに11-91と読んだりして とんでもない場所に運ばれたこともあったそうです。
いちいち住所を見ずに仕分け番号をもとに荷物は移動するので、営業所に有るはずのないモノが有ったりします。
最近はチェック機能が強化されターミナル間で発見されるので誤配は少なくなったようですが、以前は良く起こったらしいですよ。
この各工程での仕分けチェックは、伝票のバーコード(宅配便はNW-7)で全て処理されます。
お手持ちの宅配便の伝票のバーコードの下に数字が印字されているなら、両脇にa,b,c,dのどれかが印字されていませんか?これがNW-7のバーコードです。
大手宅配便であれば、今や例外なく配達日指定とインターネット追跡システムがサービスされています。
もはや、サービスは行き着くところまで行った感はあります。
色々な配送伝票を眺めていたら、面白いことが分かりました。
殆どの伝票は、まずお届け先を記載して依頼主はその次に記載します。
送り先住所を先に書くのは人情です。そりゃそうですよね。
しかし、佐川急便さんの伝票だけ依頼人を先に書くような書式になっています。
なんで・・・?。
上の画像も左から右向きに、依頼主からお届け先になっています。
他社にも佐川さんと似た伝票が数社ありましたが、どれも左側はお届け先、右側が依頼主住所になっています。矢印も逆です。
他社の伝票に書き慣れた人が慌てて佐川さんの伝票に記載すると、自分の住所を届け先に記載することになるでしょう。実は私も書き始めてから気がついた経験があります。
尚、多くの伝票は最初の図のヤマトさんのような2段式です。