これは 日本IBMアメリカンフットボール部BigBlue専属チアリーダー のアイキャッチ画像だ。
産業労使秋祭り の懇親会で、コロナ前は毎年秋に開催されていた(立食で1000人近く参加)。厚生労働省後援、日本リーダーズ協会が中心になっての労使間慰労会。毎年恒例だったが、コロナ後の開催は無くなっている。ちなみに一番前で私が撮った写真だ😅
この団体に日本IBMも加入している。チアリーダーの名前であるBigBlueとは、IBMの呼称だ。
かって、コンピュータの王者はIBMだった。メインフレーム・コンピュータの絶対王者として君臨していた。複数の企業が2番手になろうと奮闘し、その中にDEC(Digital Equipment Corporation)があった。DECは技術に長けた超優良企業だった。
DECの名機 VAXシリーズなるミッドレンジ・コンピュータがある。デビット・カトラーがOSを開発した。カトラーはDECからマイクロソフトに移ってWindowsNTを開発する。
しかし、1998年 そんな名門DECがコンパック・コンピュータなるPCメーカーに吸収されてしまう。
いつしか業界主導権はIBMからマイクロソフトに変わっていった。マイクロソフトは、ワードパーフェクト社、ロータス、ボーランド、ネットスケープやノベル、サン・マイクロなど、いづれ脅威になりそうな企業を撃沈し、拡大していった。
IBMのBigBlueな彼女たち
当然マイクロソフトを相手取って多くの企業は訴訟を起こした。マイクロソフトは、賠償金も払いながらも大きくなっていく。連邦政府も独占禁止法違反で睨みを効かせた。
1998年頃、そんなマイクロソフトに睨まれないようにGoogleは検索エンジンの開発を進めた。検索エンジンは優秀だったこともあり、マイクロソフトが訴訟で手が回らない間を縫ってGoogleは急成長した。
そのGoogleも いつしか訴訟を受ける側に回ってしまった。
でも、何故アメリカばかりに巨大企業が誕生するんだろうね。日本にも優秀な技術が登場しているのに。例えばトロンOSが登場したとき、日本中の話題になったんだよ。
しかし、アメリカに脅威とみなされ潰されてしまうんだ。
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昨今のAIの登場もそうだ。殆どアメリカ中心だよね。日本人として ちょっと悔しいよね。
実はAIそのものは、ずっと前から研究されていたんだ。既に30数年前、私の所属した隣の部署でもAI研究チームはあった。でも全然使えなかった、悲しいほどね。30数年前の隣の部署の人間が、今のChatGPTを見たら腰を抜かすと思うよ。
まあ、日本でもAI研究&開発をしているから期待したいところだ。
生成AIを賛辞する人は多いが、私はこんなに進んでどうするの?と思ってしまう節がある。賢く進化する方法があるんじゃないのかな?って思うからね。
技術のスピードは早いから電車に乗り続けているだけでも大変だね。途中下車すると次の電車はなかなか来ない。
もし、この業界に興味があるなら各駅停車に乗ってでも、まず電車に乗ってみよう。そして暫く乗り続けてみよう。無理して急ぐ必要はないからね、一緒に楽しく頑張りましょ。