誰しも忘れ物や落とし物をする。ここ最近、記憶に残る自分にとって重大事件があった。自分の恥ずかしい失態をさらけ出すことになるが、改めて日本最高だと強く思った日なんだ。
スマホがない!
4月19日(土)、ある集まりに参加するためジーンズ姿で自転車で最寄り駅に向かった。
改札を通過し、電車に乗る前にトイレにいこうと、後ろポケットにスマホを入れて用をたす。用もすみ、ゆっくり駅の階段を登ってホームに到着。
暫くのんびり電車が来るのを待つ、ジーンズの後ろポケットに手を触れた。「あれっ?スマホがない!」
真っ青だ! 抜かれたのか? 落としたのか? カバンを肩にかけて来たのでカバンの中を何度も調べた。そもそもカバンに入れていないので あるはずがない。
歩いてきたところを何度か往復する。勿論、人通りの多いこんな場所にスマホが落ちたままのはずがない。
抜かれたのか? 落としたのか? 気持ちだけ焦るも既に5分以上は経過している。
急いで駅近くの交番に向かった。警察官は「まずは駅のかたに尋ねてください」と言われ、直ぐ改札横にある駅員室に行った。ことの内容を話すと、スマホの仕様を細かく尋ねられた。暫くすると・・・「届いていますよ」と。
「ええっ~戻ってきたってこと!」
そうなのだ、戻ってきたのだ。なんてこった!日本って最高じゃないか!
財布がない!
5月24日(土)のことだ。
休日であり、普段着で最寄り駅近くのとある店舗に出掛けた。
用事も済んで、自宅に戻る途中のことだった。小さな公園のトイレに立ち寄った。またもやトイレが関係しているのだ!
上の画像のような小さな公園にあるトイレから出る。数歩歩いてジャンパーに手をかける。「ない!、財布がない!今度は財布か!」
運転免許証とクレジットカードが複数枚入った下の画像のような長財布だ。現金も入っている。
どこに落としたかなんか分からない!分かることと言えば、自宅から出かけた店舗までと帰りのここまでだ。
急いで店舗まで引き返すも、落し物はないと言われる。通過した路上をウロウロする。「ない!ない!ない!」もし、路上に落としたなら絶対見つからないと、絶望感に襲われた。
公園にも戻ってきた、トイレあたりをウロウロしていると、男性が「財布落とされました?」と近づいてきた。
手元見ると、「ああ~私の財布だ!」、神様いわく「今、交番に届けようとしていたところなんです」と。
またして戻ってきたのだ! しかも、拾って頂いた方から手渡しで受け取ったのだ。日本はなんて国なんだ!最高だ!
これ外国だったらどうなるだろう。
実は過去にも、同様な出来事が2度ある。(その2に続く)