自分とコンピュータ史

【番外編】ティック・トック と テンセント(#216)

テンセントとバイトダンスの対立

中国版GAFAと呼ばれるBATがある。

B:Baidu(バイドゥ 百度)
Googleのような検索エンジン
A:Alibaba(アリババ 阿里巴巴)
AmazonのようなECやクラウド、更に決済(Alipay)
T:Tencent(テンセント 騰訊)
SNS・メッセンジャーアプリ(WeChat)、決済(WeChat Pay)、ゲーム

どれも巨大IT企業なんだけど、最近のBATのBはByteDance社のBに揶揄されることもある程 ByteDanceは勢力を拡大している 😅
似たようなアプリを抱えるテンセントとバイトダンスの企業規模を考えれば、まだテンセントのほうが比重は大きい。【※注】

Tencentは・決済・行政手続き・ビジネスなどさまざまな分野での生活必需アプリ、WeChat Payなる国家的なプラットフォームの決済システムを運営している。片やByteDance社はエンタメ中心だからね。


快手 Kuaishou

Tencentは2013年、ショート動画Vineの模倣版 Weishi(ウェイシー)を公開するもVineと似たような結果となった。Vineはサービス終了になったけど、Weishiはサービス終了しなかったものの冬眠状態となる。

それも関係してかテンセントは2017年クワイショウ(快手 Kuaisho)に3億5,000万ドルを投資し、ショート動画ビジネスに支援する道を選んだ。
【Vine関連】212 ドウイン、模倣から本物へ

でもByteDance社のDouyinがあれよあれよと急拡大し、Tencentはその急成長に脅威を感じるようになる。Tencentは再びクワイショウに力を入れるが、洗練された Douyin と 垢抜けない Kuaisho では差は開くだけだったようだね😔

2017年 Musical.lyの買収はByteDanceに軍配があがったこともあり、更にテンセントは脅威を増大させる。


微視 weishi

2018年 ウェイシー(微視 Weishi)を再度復活させ、Douyinの急成長を阻止しようとする訳だ。話が長くなるけど、これに関していろいろ企業攻防があったんだ。言葉は悪いけど、TencentのByteDanceへの嫌がらせって感じかな。

そうあっても、ByteDanceのTikTokは世界最大のショート動画配信サービスに成長し、現在も拡大を続けている。

【※注】 2022年度12月期、ByteDance社の売り上げはTencent超えの報告もある。ByteDance社は非上場のためあくまでも推定だが、2023年~2025年度はByteDance社のほうがTencentより大きくなった噂も囁かれる。



左:2019年 ダイヤモンド社/右:2022年 かんき出版

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