2007年~2012年頃
ティック・トック(#1/5)
ティック・トック(TiK Tok)は若者ばかりが利用しているイメージが強いけど、50代、60代以上の人でもTiK Tokを利用している人は少なくない。
実は私もしっかり利用しているヘビーユーザーかもしれない😅
経済・自己啓発からおちゃらけ動画など多数割り込んでくるし、恋愛駆け引き動画も割り込んでくるので飽きることがない。初期のTikTokは まともな動画なんて殆どなかったけど、今では良質な動画が沢山視聴できる。
以前、個人的にBuzzVideoを よく利用していたが、2022年12月末でアプリがサービスが終了された。エンタメショート動画サービスがなくなり非常に残念だったが、同じバイトダンス社のTikTokがそれを置き換えてくれた。

ティック・トックの創業者は、1983年生まれの中国人ジャン・イーミン(張一鳴)。
その中国版 ドウイン(抖音、Douyin)の国際版がTik Tokだ。運営会社はバイトダンス(字节跳动)だ。
イーミンは大学を出て直ぐに起業家を目指すも失敗する。2008年 マイクロソフトの北京研究所で仕事をするが、刺激のない作業に飽きてしまい、1年程で辞めている。その後、Twitterの模倣版 ファンフォウ(飯否)に転職しだが、間もなく中国政府の検閲問題でファンフォウに限らず中国の複数のサイトが使用禁止となった。
その関係もあって、間もなく不動産検索総合サイトを運営会社、ジウジウファン(九九房)に移って能力を発揮する。
iPhoneの発売は2007年、2011年頃の中国市場は まだスマホ文化じゃなかった。
しかし、この頃から中国国内にスマートフォンが爆発的に普及する。イーミンはモバイルアプリの重要性を肌で感じるようになる。
ついにイーミンは、ジウジウファンなる不動産ポータルサイトで自分がくすぶっているのが我慢できず、2012年に会社を去り、同年の3月にバイトダンス社を設立するって訳。

トウティアオ
ジウジウファンの経験をベースに 2012年8月にニュース配信アプリの トウティアオ(今日頭条、Toutiao)を登場させる。このトウティアオはバイトダンス社の主力アプリとして現在も健在なんだよ。
トウティアオは中国国内向けもあり私はトウティアオを触ったことがないが、単なるニュース配信サイトでなく さまざまな情報を取り扱っている。
トウティアオの特徴はレコメンド機能が強化されていることかな。
レコメ機能を簡単に言えば、「あなたにお薦め情報はこれ!」ってやつ。ユーザーの閲覧記録から好みを表示する仕組みのことだね。

YouTube動画
初期のYouTubeは視聴回数を重要視していた。次第に視聴時間を重要視するようになっていく。チャンネル登録とレコメ機能は早くからあったものの、レコメ機能はイマイチだった。チャンネル登録を重視し、チャンネル登録をしていないと動画を見て貰える可能性が低い。まさにGoogle検索のように「探して見る」考え方だ。
その後、YouTubeはレコメ機能をより強化し、正確なお薦め動画が表示されるようになっていく。最初から見たいコンテンツを自ら求める行為より、その後 登場するTikTokのような自分の好みに合わせたお薦め動画が次々表示されるほうが楽だよね。

Youtubeの外観
レコメ機能のメリットは、自分の知らない発見にある。YouTubeで音楽を聴いていると、自分の好みのジャンルでありながら知らないアーティストや名曲を発見することが多々ある。自分の好きな音楽ジャンルの中からのお薦めだから これ便利だよね。
TikTokより先にレコメ機能を持つアプリはあったけど、TikTokが初めて現在のようなコンテンツを自動供給し続ける仕組みを導入しているんだ。但し、TikTok は Musical.ly なるアプリの模倣版だから自動供給方式の最初はMusical.lyと言えるが、完成形に持って行ったのはTikTokとなるかな。
すぐにInstagramやfaceboook、Amazon等にも機能が搭載され、次々にユーザーの嗜好に合わせた広告を表示するようになっていく。SNSの難しかった収益確保が広告により可能となっていく。

当初、イーミンがレコメ機能に強く拘った結果もあり、トウティアオはレコメ機能がとにかく充実していた。使えば使うほど お気に入りの精度が上がっていくから始末に負えない。
しかし、この手のアプリの怖いところは、自分はニュースや投稿記事を進んで読んで情報取得していると思っていても、実はそのアプリに操られて情報誘導されているってことにあるんだ。

















































