1986年~
マイクロソフトが Windows1.0を発売した翌年の1986年9月、コンパック社は32ビットPCを発売した。
この時の日本はPC98 MS-DOS全盛時代だった。NECが我が世の春を謳歌していた頃だ。
例えばこの時期、NECはPC-9801VX0/VX2/VX4を発売している。i80286搭載を謳い文句にした王者の風格での製品販売だ。
PC-9801VX0/VX2/VX4
Compaq Deskpro 386/33
メインフレームの巨象なるIBMはパソコン市場でも急速にシェアを伸ばしていたが、コンパック社はIBMよりも先に上位スペック低価格PCの発売を意識したようだ。事実 IBMが386機を出したのは、この約半年後になる。
105 IBM と BIOS(バイオス)の関係
この頃のアメリカではIBMのPC/AT互換機が市場を賑わしていた。日本国内のパソコンと言えば、NEC98シリーズが市場を独占していたし、ソフトウェアはPC98前提で制作された。
Compaq Deskpro 386
日本国内はNEC PC98機が市場を独占してたが、いずれ このコンパック社のAT互換機が日本国内を猛攻撃してくるなんて予想していなかった。
099 コンパックショック!
【謝辞:画像/参考資料】
How PC Changed the World