自分とコンピュータ史

023 この業界でいく(#1/2)


私が新社会人として行われた新入社員研修は、最初の2週間位はコンピュータ基礎概論、残りは実際のプログラミング研修(COBOL か Fortran どちらかに分かれての実習)の2ヶ月の内容だった。今思えば超高額な実機を使ってのプログラミング実習は贅沢そのものだった。

コンピュータの概念さえ知らずに入社した私と、既に大学で情報処理工学を学んだ同期との一緒の研修は やり難かった。彼らは既にプログラミング知識を十分持ち合わせていたからだ。

この時の私はキーボードに触ったことさえなかった。
初めてキーボードに触れ、一本指打法でのキータイプ入力するのだから まるで話にならない。

少なくとも半年間、私を含む未経験の大多数は全く役に立たなかったことは間違いない。役に立たないどころか私の場合、学生時代からバンド熱が冷めなかったため、東京本社内で軽音楽部を同期の有志と立ち上げ、変な方向だけには情熱があった。完全に仕事の姿勢がズレている。これでは上司から評価される訳がない(笑)。

しかし、軽音楽部を認めてくれた会社は本当に良い会社だった。


会社の忘年会での筆者(品川プリンスホテル)

しかし、半年過ぎた頃から、大学で情報処理工学を学んでいた同期らと何ら差がなくなっていった。
そりゃそうだ 毎日毎日複雑なプログラムを実践で追っかけていれば、誰でも一定水準になる。1年経過すると、自由にプログラミングが出来る自分がいた。

仕事はとてもきつかったが、頑張れば頑張るだけスキルが付いていく自分を実感できた。

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