2010年~2021年
ツイッター(#4/6)
前回の続き、エバン・ウィリアムズはCEOを解任させられる。ドーシーは実権のある経営執行役会長に、ディック・コストロがCEOになるんだ。
3代目CEO ディック・コストロ

ディック・コストロ
これはジャック・ドーシーが企んだことだと一般的に言われている。
ウィリアムズを慕っていたビス・ストーンとジェイソン・ゴールドマンは、ことが起きるまで寝耳に水だったらしい。ウィリアムズの友人でもあるコストロはクーデーターに加担していなかったが、ただならぬ気配は感じていたようだ。
ディック・コストロはエバン・ウィリアムズからtwitterに誘われたこともあり、戸惑いはあったものの 自分がCEOになれるんだから嬉しいに決まっているからね。

画像(NEWS23X TBS/facebookより)
上の画像は、NEWS23X(TBSテレビ)膳場キャスターが来日中のtwitter社ディック・コストロCEOに東京のtwitter Japanで単独インタビューする様子。
ディック・コストロはジャック・ドーシーと共にtwitterの経営を進める。
しかし、CEOのコストロよりも 注目を浴びるのは常にジャック・ドーシーだったんだな。この業界は、創業者に注目が集まるのが常だからね。Microsoftのビル・ゲイツしかり、Appleのスティーブ・ジョブズしかり、2代目CEOより創業者のほうが圧倒的に有名だ。ちなみにジャック・ドーシーはスティーブ・ジョブズに憧れ、趣味嗜好、しぐさまで真似をしたらしいんだよ。
ディック・コストロはTwitterを上場に導いでいるが、業務遂行は過酷だった。
特に2014年、テロ組織 イスラム国を指示するアカウントを凍結した際、殺害予告まで出て、自宅の24時間警備が必要となる。もともと激務なうえ、そんな日々が続くと身も心も疲れ果ててしまう、「もう限界だ~」と、自らCEOを降りることを希望するんだ。
2015年 ディック・コストロは退任し、Twitter初代CEOだったドーシーが暫定ながら再びCEOとなる。この頃のドーシーはスクエア(スマホ向け決済サービス)のCEOであったため、両方のCEOを遂行出来るのか?もあって、暫定CEOとなっている。
4代目CEO ジャック・ドーシー返り咲き
しかし、後任が見つからないことと、もともとTwitterを作った人物であり、Twitterの愛着は飛びぬけてある。取締役会は「彼ならやれる」ってことで、ドーシーは正式にCEOとして就任する。同2015年のことだ。

ジャック・ドーシー
ドーシーは内気な性格と言われる割には、あらゆるメディアに登場し、健在ぶりを示した。
2016年と言えばヒラリーVSトランプ 大統領選があった年だ。facebook同様に人種差別、誹謗中傷、虚偽情報…SNSの様々な問題が浮上する。
人種差別、誹謗中傷、虚偽情報に関しては別枠で取り上げるけど、大統領選だけでも次々と問題が浮上した。仕事にならない程の対応に追われる始末となる。SNSを運営する企業の宿命とも言えるね。
ドーシーは相当辛苦を味わったようで、2020年の大統領選は政治広告キャンペーンから完全に手を引きたかったようだ。
しかし、事は簡単にいかなかった。

2020年と言えば、世界を震撼させたコロナ騒動がある、これも虚偽情報が世界中にうずまいた。
この頃、ドーシーはブルースカイ(BlueSky)なる構想を考える。ウェブやメールが誰でも平等に利用できるように、ソーシャルメディアを企業のものにするのでなく、共通規約(プロトコル)を取り決めて自由な発言の場にすべきと考えたんだ。数社の大企業が公的なインターネットを独占と言えるほどに支配してしまったからね、
さらにビットコインに多大な関心を持ちだす。これはドーシー自身が電子決済会社のCEOであるスクエアに影響していると思う。ドーシーはこのビットコインの活用に夢中になるあまり、徐々にtwitterへの関心が低くなっていく。
2021年10月 ついにドーシーは退任し、ドーシーの元でブルースカイ、ビットコインの開発プロジェクトを率いていた37歳の愛弟子パラグ・アラガワルをドーシーがCEOに任命する。

















































