065 初めて買った32Bit PC(#1/4)
1990年
PC購入のためステップなるお店に一緒に同行して貰った藤城氏なる友人がいた。友人は理工学部の電子工学科卒でマイコンを趣味とし、仕事もC言語による制御システム開発を行うようなPCに非常に詳しい男だった。もはや鬼に金棒なる人材だ。
EPSON PC-386M(写真は右上1スロット使用)
初めて買ったPC(PC-386M)は問題なく動作はしたが、40MBの外付けハードディスクを認識してくれなかった。PCに詳しい藤城氏にしても駄目だった。
背部の金属カバーを外すと3スロットがみえる(Cバス互換)
現在ならUSBハードディスクを差し込めば簡単にハードディスクを使用出来るが、当時はそんなに簡単じゃない。パソコンのスロット部分にハードディスク用のボードを差し込むのだ。使用目的が変われば音源ボードやスキャナー用のボードを差し込むことになる。
外付けハードディスクとケーブル
当時はSCSI(スカジー)ケーブルでPCとHDを接続した時代だ。SCSIカードが必要になるが、そのSCSIカードはどう入手したのかまるで記憶にない。ハードディスク購入時にSCSIカードも一緒に付属されていたのかな。3つのスロットのどれかひとつにSCSIカードをしっかり差し込んで、大袈裟なくらい太いケーブルでハードディスクと接続した。
いづれにしても、PCは外付けHDを認識してくれなかった。
最終的にはメーカーに直接連絡し、買ったHDDをメーカーに送った。メーカーも動作不良を認めたのだろう、数週間の日数は要したが新品の40MBハードディスクが送られてきた。
ハードディスクはあっけないくらい簡単に動作した。そのくらい当時は動作不良が少なくないってことだ。
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尚、画像は綺麗さっぱり忘れていた当時の記憶を思い出し、それに近い画像をお借りしたものです。正しい記載ではないかもしれません。あくまでも当時の記憶です。あしからず!
【謝辞:画像ネタ(記事内容に合った画像をお借りしています)】
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