この業界で常識となっているバグ(bug)と言うとプログラムの誤りや不具合のことを指す。
バグそのものは「虫」の意味であり、夏の夜に光に向かって飛んでくる蛾なんかを連想する人が多いかもしれないが、個人的にはプログラムの中に潜む写真のような虫を連想してしまう。及び、この虫取り作業をデバッグ(debug)と読んでいる。
おお怖い! コンピュータに潜むバグ
多くの人は、『 プログラムの誤り=邪魔な小さな虫 』の例えだと思っている。勿論、私もそう思っていた。まさか実際に虫が存在しているなんて決して思わなかった。
しかし、驚くことに この世界最初の虫が本当に存在する。
米国ワシントンD.C.のスミソニアン博物館に今でも作業日誌と一緒に「蛾」が保存してあるとのこと。【注意】
最初は冗談かと思っていたが、初期のコンピュータは何万個の真空管で作られていたので、虫が侵入して回路をショートさせた。なるほどそれなら有りだと妙に納得した。
コンピュータのバグとりの最初は本当に虫を取り除く作業だったのだ。
【注意】2007年03月24日に私の以前の古いBlogにアップした情報をここに再掲載しています。
そのため現在、博物館に展示されているかは不明です。何かの研究論文に引用しても責任を持ちません。あしからず!