自分とコンピュータ史

052 8ビットPC業界にIBMが登場!

1981年~

日本ではNEC/シャープ/富士通/日立などが8ビットパソコン販売へ頑張る中、いきなりIBMがパソコン市場に登場する。当時のIBMはメインフレームでコンピュータの巨人として君臨していた時代だ。


出典:IBM 5150 Personal Computer (1981)

25年くらい前になるだろうか?仕事の関係で幕張の日本IBMに出掛けたことがある。その環境は素晴らしかった。2010年代に品川の日本マイクロソフト本社に出掛けたことがある。時代の差もあるかもしれないが、当時の幕張の日本IBMが圧倒的に自分には驚きが大きかった。外国人エンジニアの多さがやけに目立った。

そのIBMが満を持して・・・と言うより思っていたより早くパソコン市場に登場してきた。他メーカーは脅威だったと思うが、日本メーカーは『いよいよ登場したか』と思ったことだろう。

・CPU:i8088(動作クロック周波数は4.77MHz)
・メインメモリ:標準16KB(最大256KB)
・ROM:40KB

16ビットパソコンだ、OSはPC-DOS、当時はBASICでプログラムするのが一般的。EasyWriter(ワープロ)、MultiPlan(表計算ソフト)等のソフトを利用出来るようだ。

インテルCPUの大雑把な流れ
インテルCPUの大雑把な流れ

このとき思った。『やっぱり8ビットパソコンはまだ買わなくて良かった!』この業界は “遅いもの勝ち” だ。後から買った方が性能が良くなって価格も安くなる。数か月待てばより上位機種が手に入る可能性が高いから困ったもんだ。当時のパソコンは高かったから購入に迷ったもんだ。

ちなみに仕事上、日本では初版であろうMultiPlan 2.0(1986年2月)とLotus123 R2J(1986年9月)の2つの初期バージョンを試す機会があった。捨てていなければ今でもフロッピーが自宅の押し入れにあるはずだ(純製品をコピーしたものだけどね 笑)。

PC-DOS(MS-DOS)でフロッピー数枚で動作する滅茶苦茶シンプルな表計算ソフトだった。電卓が主流の時代に数字をセルに並べると集計してくれる機能にクールさを感じた。初体験の想い出は忘れないものだ。
但し、まだまだ発展途上だ、どちらも使いづらくて殆ど使うことはなかった。


IBMの世界最初のパソコンスペックは下記のページ後半に載っている。
アイキャッチ:IBM 5150 Personal Computer (1981)

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